「……それが先生なりの素直、ですか」 溜め息混じりに呟くと、凪原はやれやれといったかんじに肩をすくめた。 「ま、緒方先生顔は真っ赤ですけどね。あーあ」 「ギャップ萌え〜」と天を仰ぎながら、凪原は俺と森沢に背を向けた。 「?緒方先生、俺のもんって何がですかー??」 「あ?いや、うーんと……」 素直に……か。 「森沢」 「え?……ふぇ!?」