「ほ、ほえ?いきなりなにすんだい凪原くん」 「いやぁ、なんとなく」 カラリとした凪原の笑い声が、頭の中に響いた。 そして気がついたら、 「ふざけんじゃねえぞ、てめえ」 俺は何故か、凪原を壁に押しつけていた。 「まあまあ落ち着いて下さいよ緒方先生。口調かわってますよー……と言うか、何で先生はそんなに怒ってるんですか?」 「そんなの……」 …………あ、れ?