「……森沢と俺が手を繋いだこと、何でお前が知ってる?」 「やだな先生、別に緒方先生と森沢が、なんていってないじゃないですかぁー」 「っ!?それ、は……」 「ねぇ、先生」 スッと、凪原の瞳が冷たいものに変わる。 ドクッ 嫌な脈が心臓をうった。