名前は“きょうこちゃん”。 きょうこ、ちゃん? きょうこちゃん…… きょうちゃん…… きょう…… 「恭……ちゃん?」 私が呟くと、恭ちゃんの体がビックゥ!と飛び跳ねた。 ま、まさか……! 「まま、ま、まさかこの女の子、恭……ちゃん?」 私がそう聞くとコクリと、恭ちゃんは頷いた。