「あー、あれね!」 ポンと手をたたき、何か思い出したと言うような花恋ちゃん。 そしてふいに、自分の制服のポケットをガサゴソと探り出した。 「も、森沢、お前いったい何を出そうと……っ」 「ふっふっふー」 黒い笑みを浮かべ、「じゃっじゃーん!」と言いながら花恋ちゃんが出した物は…… 「写……真?」