「……直接、か」 ポツリと、緒方先生が呟く。 その表情は、何かを後悔しているような……。 「でねでね緒方先生聞いて下さい!今私たち、美加ちゃんと倉本先生をラブラブにしよう作戦を考えてて、まさに緒方先生の所に行こうとしてたんですよー!!」 ピョンピョンと、緒方先生の周りを跳ねる花恋ちゃん。 「いやただ私が緒方先生に会いたかっただけなんですけどね!!」 「森沢のコトだからそうだと思った」 恭ちゃんの溜め息混じりのツッコミが教室に響く。