「恭……ちゃん?」 「凪原くんではないか!」 「後で来るとか言っといて、森沢がなかなか部活に来ないから探してたんだけど……美加」 私にグッと、恭ちゃんが顔を寄せる。 「恭ちゃ……っ」 「俺、美加が好き」 「………へ?」 「幼なじみとしてじゃなく、恋愛対象として美加が好き」 「え」 えええええええええ!!?