「な、イキなりなにす……っ」 「いいじゃん別に」 「よくありません!!」 「大人しくしてろって」 甘い声が、直接耳元で囁かれる。 ゾクッとした感覚が、全身を駆け抜けた。 「せん、せ……っ」 「美加」 私の名前を呟いて、優しく優しく、また私の頭を撫でる。 優しく。 優しく。