「とにかく!私は緒方先生を愛してるー!!!」 「森沢少し声を小さくしろ!何だかこっちが恥ずかしくなってくる!!」 「はっはっはー!私の愛はこんなモノじゃないんだよ凪原くん!緒方先生、愛してる!!!」 窓の外に向かって、大絶叫の花恋ちゃん。 教室にいるみんなが、花恋ちゃんをあ然と見つめている。 「もう本当に、黙れ森沢!」 「あ、そう言えば凪原くん。今日、調理部あるから。と言うかやるから」 「……は?」 ポカンと、口を開ける恭ちゃん。