「何だイキなり。……まぁ、凪原もいることだし、倉本が何か変な真似をするコトはない、か」 ニコリと笑顔を見せ、倉本先生を見つめる緒方先生。 そしてそのまま、緒方先生は第一自習室を出て行き……。 「じゃあ、勉強会を始めましょうか!三人で!!」 そんな恭ちゃんの言葉が、第一自習室いっぱいに響き渡る。 そして勉強会は、私と恭ちゃんと倉本先生で行われることになった。