「姫島落ち着くんだ」

先生はそこに駆けつけてきた。

どうやらお母さんが倒れたらしい

きっと仕事の疲れだろう



病院につくと、顔色のない
母親がベッドにいた

まるでベッドで寝ている
人形のようだった


「相当疲れてたんだろう」

そう先生が心配そうに言った


お母さんは意識を戻す気配がなかった



お母さんは大きな病気になってたんだね

気づかなかったよ


三者面談の日はなってたのかな?



体に異変を感じても休めなかったのだろう


女1人で家庭を支えなきゃいけないのだから



ごめんね気づいてあげられなくて