まぁ絡んじゃうと厄介だけど…。 それは先生が乗り切ってくださ~い。 「自習ってやることないよね」 「だね。先生の観察でもしとく」 「本格的に先生を好きになった寧々ちゃん」 「う、うるさいな~」 「私は嬉しい限りです」 綾女はニコーっと可愛い笑顔を見せた。 ……あぁ綾女の笑顔、久しぶり。 自分のことのように喜んでくれる綾女は私の一番の親友だ。 いや、親友というより家族か。