数日後


遺跡の中央にミリアのクリスタルが祭ってあった。


ミリアは国を救った英雄として名を刻んだ。


その遺跡に観光しに来る人が増えた。


そのことにグルド、レイス、ジンは不快だった。


ミリアは見世物じゃないと思ったからだ。


3人は毎日ミリアに会いに行っている。


近くに来ると、ミリアの声が聞こえてくる気がする。


『ありがとう』と……………。