‐NAIAD story‐


レイスに言われた通り行くと長がいた。

「そなたパラディアンか。戦士の力を借りにきたか?そなたが求める戦士はなんだ?」

「この国で今一番力がある者です。」

「よろしい。ではそなたの力を見せてみろ。」

戦士の力を借りるには、その戦士と戦って勝たなければならない。

「ども~!この国で一番強い戦士でーす!」

「?!レ、レイス!?」

「そだよ!私も一応頑張ってるんだからね!!あっ、召喚獣ださないでね!」

「分かってるよ!正々堂々勝負……だね?」

ミリアの言葉が合図かのように2人は動き出した。

レイスはダカーの使い手。短剣2本を可憐に使いこなす。それにスピードもそれなりに速い。

「いでっ!?」

レイスのタガーが頬にあたり、血がでた。

「なかなかやるなっ!!でも、本気はこっからぁ!!!!」