ミリアの体が蒼白い光に包まれていく。 「なんでミリアばっかりこんな目を遭うんだよ………。」 「ミリア……。行っちゃやだよ………。行かないでよ………。」 「…………………………。」 ミリアは口を開いた。 「皆に…………あえてよかった……………。」 体がどんどんクリスタルに包まれていく。 「……………ありがとう……………。」 「………そして……。」 「…………さようなら………………。」