「へっ???」

今また母さんの声が聞こえた。

メテオ??

聞いたことがある……。

この世界で一番強い古代闇属性魔法『メテオ』。

星屑を降らす魔法。


でも、呪文しらないな……。

すると、ミリアの頭の中に呪文が流れた。

母さん??呪文を教えてくれるの??

母さんも私に力を貸してくれるんだね。………ありがとう。

ミリアは手を合わせた。

「古代に残されし魔法よ、今ここに蘇らん!古代闇属性魔法『メテオ』!!星を降らせ!!!!!!」

ミリアの周りに風が吹いた。

凄い魔力だ。

魔力が強いせいか、黒い模様がどんどん広がりミリアの体を蝕む。

黒い模様の痛みに耐えながら、メテオを唱える。

「やめろぉぉぉぉぉ!!ミリアぁ!!!!!」

「ミリアやめて!!!!!」

「……。お前それでも正気なのか!!!!」