宿屋に向かったミリア達。

「……。出来ごとを整理しようか…。」

「ねぇ、なんでアーガス先生がいたの?しかもミリアのお兄さんも…。」

「絶対何かたくらんでるよな…。」

「私の体には闇の民の血も流れている…。何故だ??お父さんは水の民…。…………お母さん?」

もし母が闇の民だったとしたらありえる。

でもなんでアーガスは知っているんだろう?

……わからないことがありすぎて頭が痛い…。


「……。俺の目測だか、アーガスはミリアの学院生時代からミリアの様子を見張っていたんじゃないかと思う。」

「あー、ありえるかもね…。」

「うーん…。考えてもわかんねぇな…。とりあえず、またアーガスにあって全部吐かせようぜ!!」

「そうだな……。」

ミリアたちは考えるのをやめ、眠りにつくことにした。

「うっ………。」

ミリアは寝ている間も呪いに侵されている。

黒い模様も徐々にだか広がっている。


使命を果たす前に死ぬのかな………。