‐NAIAD story‐


「よ、よしっ。次は皆で遺跡見に行こう。」

「おい、まて!…。忘れたとは言わせねぇぜ?」

「一番点数が低い人が一番点数が高い人の言う事を聞く。だっけ??」

「…。確かにそう言っていたな。」

「そ、そんなぁ…。」

「何にしよっかなぁ!!」

グルドは凄く上から目線だ。そしてニヤニヤしている。鼻歌まで始めた。

「…ウザッ…。」

「なんか言ったか??」

「い、いえ何も…。」

ふーん、と流したグルド。

「よしっ、決めた!!俺の荷物全部もて!!」

「えー…、ダルい…。」

「俺様の言う事をきけ~い!!」

荷物全部とオマケに武器まで渡して来た。

完全に調子に乗っている。

荷物をもつのはまだ絶えれたが、大剣はさすがに重い。

「うぅぅ…。重い…。」

「大丈夫…?ミリア…。」

「…。パラディアンが情けないな。」

「う、うるさいっ!」

くっそぉ…。なめやがって…。絶対仕返してやる!!

そう決めたミリアだった。