色々話をしているうちにフレイズ国の入口門についた。


「熱っつい……。」

熱風が全身にあたって汗がとまらない。

「と、とりあえず結構いい時間だし宿屋に泊ろうよ!」

「そうだな、フレイズ国の宿屋ってどんなんだろうな!」

熱い地面を歩きながら、宿屋を探した。

「あ!あれじゃない?」

溶岩が固まってできた、洞窟のような感じだ。

「一泊いくらですか?」

「50$です。」

「やっす。」

「お得だねっ!私もう歩き疲れたよー…。」

「もう寝るか!」

といってベッドに入った。

‐数分後‐

「………。熱っついわ!!!!!!こんなところで寝れるかぁ!!!」

「私もうダメかも…。」

「しっかりしろっ、レイス!」

しょうがないので、ミリアの水属性の魔法でレイスを冷やした。

レイスは氷の民の血を受け継いでいるので、とことん暑さに弱い。

「うぅ……。」

「大丈夫か??」

つきっきりで看病していると、数時間後には落ち着いた。

「ふぅ…。心配かけやがって…。」