「ま。頑張れ♪あさってから体育祭の練習始まるからね〜あ!ハチマキは明日配られるから〜」

「………(汗)」


すっかりテンションが下がった俺は、なにも言う気がしなかった。







「…そろそろ行く〜?」

「……うん」


ビールを飲み干し、缶をつぶす澤田。




「えいっ!」



ヒュンッ

カラン‥カラカラ…




ゴミ箱に向かって空き缶を投げた澤田だが、ゴミ箱のかなり手間で缶は落っこちた。






「……」

「……捨てて来い(汗)」

「‥はーい」


さっきのお返しだ(笑)


いじけながら缶を広い、ゴミ箱に捨てる澤田。






「エラい私♪」


澤田はそう言って走って俺に追いつくと、俺が持っているコンビニの袋からグミを取り出し食い始めた。



…どんだけ食うんだよ(汗)

モンスターだ、コイツ・・・