「大丈夫だって。ここに誰か来たことなんて1回もねーもん」

「…なんであんたがそんなこと知ってんのよ?」




やべ。(汗)






「ん?言ってみー!!」


眉をしかめながら、俺にどんどん詰め寄る澤田。




「い‥いや(汗)」

「別にあんたが過去に、誰となにやってよーがいーけどね…今、このタイミングで言うのはどーかと思うよっっ!」


キレながらも、俺のYシャツのボタンを外し、Yシャツの片方だけ脱がす澤田。



お。これは…(♪)




ガリッ



「痛―――」


なにかいいことをしてくれんのかと思ったのもつかの間…

脱がした片方のYシャツから出た俺の肩を、澤田は思いっきり噛みついてきた。





「痛てぇな!猫かてめーはっ(汗)」

「“盛りの激しい狼”にはお仕置きが必要なのでーす」


誰か盛りの激しい狼だ(汗)



そう言って澤田は、俺の膝に腰を下ろして座り俺に背を向けると、口をとがらしてちょっとブサイクな顔をした。






「なんだよその顔…(汗)」

「すっかりヤる気失せた――狼のせいだ――ブーブー!」


・・・・!



「…なんだ。ヤる気だったんじゃん」

「…ち、違ッ!」


俺の言葉に、澤田はピクッと反応する。