なんかシュッとして…

どちらかというとクールなイメージ‥かな。


今朝澤田が言ってた“第一印象は強そうに見られる”のは、わかる気がする…

今の澤田が、さっきみたいに俺の腕に猫みたいにじゃれつくとはとてもじゃないけど思えねーな(汗)





「佐々木くん」

「はい」

「水島さん」

「ハイ」


「…横山くん」



きた。


「………はい」



澤田が出席で、俺の名前を呼ぶ。




なんか、俺の名前呼ぶ時…あいつちょっと間がなかったか(汗)?

もしかして…“葵斗”って呼びそうになったとかじゃねーだろーな(汗)


ま。俺も返事する時、間空けちまったけど…

大丈夫かな。

周りに変に思われなかったかな…


いや。

ここできょときょとしたりしたら、変に怪しまれるから…普通にしてよ。






「えー…今日の連絡事項は・・連休前に言った……」


出席を取り終え、連絡事項を話し始める澤田。






……あ。

今、澤田と目合った……


けれど、澤田はすぐに俺から目をそらし…ちょっと動揺しながら、髪を耳にかける仕草を見せた。

その行為がおもしろくて…どこかかわいくもあった。


どんどん澤田に惹かれていくのがわかる…