「みんな、おはよん♪」



「先生だー♪」

「おはよ」

「今日もキレ〜」


澤田が教室に入って来るなり、生徒がざわざわし始める。




澤田は相変わらず人気者。


ま。

俺の女だし…当然だ。←





「せんせ〜ヤらせてください〜!」




すると男子生徒ひとりが手を挙げながら、澤田に向かって叫びだす。


俺は眉をしかめ、その生徒を睨みつける。




「俺も俺も!」


力も手を挙げて、澤田にアピールし始める。




てめぇも、手挙げて入ってくんじゃねーよ…(汗)







「残念〜。先生は好きな人としかシませーん。さ、出席とるよー」



・・・・。


さらっと言った澤田の返しが…俺の怒りを一気に静めた。





「えー、篠原さん」


そして澤田は、出席を取り始めた。



澤田はベージュのズボンに、フリルのついたブラウス。その上にブラウンのジャケットを着ている。



やっぱり…

学校にいる時の澤田は、なんかいつもとイメージ違うな…