俺と先生のイケナイ関係

「あれ澤田は…?」


美和さんたちが帰るというのに…玄関に見送りに来ない澤田。






「トイレじゃない?」

「いいよいいよー。美紅によろしく言ってね〜」


美和さんは、俺に手を振りながら言った。




「はい。気をつけて」

「じゃーね」

「またね〜」


俺はじんべえを撫でながら、美和さんたちに挨拶をした。

美和さんたちは、美和さんの彼氏に手を引かれながら帰って行った…







やれやれ(汗)


ちょっとため息をつきながら、玄関の鍵を閉めリビングに戻る俺。







「あれ…?」


リビングへ戻ると、さっきまで酒を飲んでたテーブルに澤田の姿がない。




やっぱり便所か…?


辺りをキョロキョロとしていると…






「……!」


ベランダの外で…酒を飲んでいる澤田を発見。

俺は急いでベランダのドアを開けた。







ガラガラ…


ベランダのドアを開けると…澤田はくるっと俺の方を見る。