俺と先生のイケナイ関係

「そーそー。美紅は料理専門だったよね〜」


「…そうなんですか」





キュ




食品を洗い終え、タオルで手を拭きキッチンから出て行く澤田。






「私お風呂入ってくるから」


「はいよ」

「いっといで〜」


着替えとバスタオルを出し、バスルームに入っていく澤田。





なんか…まるで逃げてるみてーな感じだな。

気のせいかかな…?




吸い終わったタバコを、灰皿に捨てる。









サ―――…


ザバ――ン…





風呂場から聞こえて来る、シャワーや湯船の音。








俺…

まだまだ澤田のことなんにも知らねーのかも。