俺と先生のイケナイ関係

見るからに金持ってそうなやつだったよな…

車もいい車乗ってたし…



顔も爽やかな感じ(?)つーの?

笑うと歯がキラッみたいな…?




ああ、うぜえ。








“〜〜♪〜♪♪”




すると、ソファーに置きっぱなしの俺の携帯が鳴った。

俺は吸いかけのタバコを持ったまま、ソファーに転がっている携帯を手に取った。


着信はてっきり澤田だと思ったけど…ディスプレイには【舞】の文字。



なんだ舞か。

一瞬…電話にでようか迷った。


でもすぐに“まぁ、いいか”と思い、俺は電話を耳にあてた。








「…もしもし」

『あ、お疲れ〜!今、電話大丈夫?』

「うん。どした?」



どうせ“シフト代わってくれ”とかそんな感じだろ?


別にいいけど、ホールの仕事やんの嫌なんだよな…

接客って疲れる。

キッチンで飯作ってる方が好き。




『あのさ…』

「うん」

『…私と付き合って下さい』