「そーだ!近々海行かね?」


「「海?」」


力と同士にしゃべる俺。







「友達たくさん誘ってさ!俺の兄貴、車持ってるからアッシーにして車で行こうぜ!」

「いいね〜♪行こうぜ!でも男だけで行くのって、ムサくね?」


力は一瞬嫌な顔をした。





「わかってるって!ちょっと待て!」


ポケットから携帯を出し、誰かにメールを打ち始める俊也。

メールを打ち終わると、すぐに俊也の携帯が震えた。






「…おっしゃ♪女ひとりゲット!」


「誰誰!?」


興奮して聞く力。





「うちのクラスの佐藤ゆかりだよ♪」

「ああ!あのこカワイイよな♪葵斗知ってる?」

「…知らん」


「俺ゆかりと同じ中学だったから仲良いんだよね!ゆかりも友達誘うってさ♪」


俊也は携帯をいじりながら言った。








“〜〜♪〜♪♪”