「キャ―――――!」


白組は盛り上がっている。


俺ら赤組みは、しらけた感じでただ優勝した白組に拍手を送っていた。






結局…俺らのクラスの大縄跳びは惜しくも3位。

優勝はできなかったが、何故だか応援賞が取れた(汗)


澤田が声でけぇからだよ。

きっと…





閉会式が終わり、疲れきった体を引きずりながら教室へ帰る俺たち。





「あーぁ…負けちった。来年は絶対勝ってやるっ!」


俺の隣で、力が燃えている。




「もう来年かよ(汗)」


力ない声でツッコミを入れる俺。



あー疲れた。

しかも今日、これからバイトだし(汗)


超だりぃ…




テンションが下がったまま、力と教室へ戻り、ジャージから制服に着替えてホームルーム。


澤田は笑顔で教室に入ってきて、俺らの頑張りを優しい顔で誉めてくれた。





「……で。今日はお疲れ様ってことで、これから打ち上げやろーと思いまーすっ♪」