「企んでなんねーよ(汗)別にいいなら、俺は先に帰るけど」


タバコの火を消し、メットをかぶる俺。





「嘘嘘♪乗らせていただきまーすっ♪♪」

「…ほらよ」


俺は澤田にメットを渡した。






ブォン……ブブブ…


原付にまたがり、エンジンをかける。






「えいっ」


原付の後ろに乗り、俺の腹に手を回す澤田。






「…行くぞ」

「うん♪」


俺は原付を走らせた。











ブブブブブブ……



しばらく原付を走らせ、信号に引っかかった。





ここの信号長ぇんだよな…