近くに居るのに。




「ひっ…より……」


俺はひよりの優しい手に身を寄せただ泣いていた。



ひよりの手はまだ温かかった。





中津ひより。
心筋梗塞による病死。



短い人生を終えた。



生き別れの双子の夢香と同じ道なんて…


ここまで似てしまう双子が憎かった。