「信じられない!」 郁斗の指輪を、左手薬指にはめると、なくした指輪が戻ってきたみたい。 手をかざしていると、涙が出てきた。 「郁斗…。本当に、夢を叶えたんだね」 そして、この指輪は、私と出会った。 「運命を感じちゃうよ」 近くの公園で、ベンチに座りながら、ひたすら指輪を眺める。