それから担任が皐に大まかな説明をして、あたしたちは職員室を後にした。 「じゃあ、図書室でいいかな?」 「あっ、うん……」 何、この違和感…… 本当にあたしを知らないみたいな…… ――ガラッ 図書室は前と同じで、湿気臭い…… 最近来てなかったけど、全く変わらない。 「誰も居ないからちょうどよかったね。これで集中出来る」 「あっ、うん……あ、あのさ……」 「ん?どうかしたの?」 にっこりとした笑顔をあたしに向けてくる。