そして着いたのは、近くの水族館。 まぁ、デートスポットなだけあって、周りはカップルだらけ。 あたしも何度も来たことがある。 ……毎回違う男の子とだけど。 「何から見に行く?」 離された腕が少し痛んだ。 「とにかく順番に回らない?」 「ん―…そうだな。じゃあ、はい。」 「……は?」 差し出された右手。 はい。って何がはい? 「はぁ―…あんたって、デートとか慣れてるんじゃねぇの?」 っ!! 「な、なによ!バカに…「普通、こうされたらこうだろっ。」 「っ///」 グイッと握られた左手。