そんな話したんだ、海影さん。
「だけど…」
私が口ごもると、海影さんは痺れを切らしたように、
『お言葉に甘えなさい女子高生。ライと大学で待ち合わせ、それでいいか?』
強引に、そう取り決めて私に返事を求めた。
そんな海影さんにこれ以上否定を提示することもできず。
「は、はい!」
『具体的に何時に着くか決まったらまた教えて。ライにも伝えとく。それじゃ、またな』
そのまま通話終了された海影さんとの電話。
ツー、ツーと無機質な機械音を聞きながら、私はまたしても呆然。
夕食時に抱いていた淡い期待が、まさかこんな形で実現しようとは。
携帯を押し当てている耳が熱くなっていることに気付いて我に返り、携帯をベッドにぽいっと放った。
開け放った窓から吹き込む夜風が涼しい。
その風に誘われるように、私は窓から顔を出す。
「…はーあ…」
へろへろと情けない溜息が出た。
勉強、しなくちゃな…。
池袋に着いたのは12時を回った頃。予定より少し早い。
「だけど…」
私が口ごもると、海影さんは痺れを切らしたように、
『お言葉に甘えなさい女子高生。ライと大学で待ち合わせ、それでいいか?』
強引に、そう取り決めて私に返事を求めた。
そんな海影さんにこれ以上否定を提示することもできず。
「は、はい!」
『具体的に何時に着くか決まったらまた教えて。ライにも伝えとく。それじゃ、またな』
そのまま通話終了された海影さんとの電話。
ツー、ツーと無機質な機械音を聞きながら、私はまたしても呆然。
夕食時に抱いていた淡い期待が、まさかこんな形で実現しようとは。
携帯を押し当てている耳が熱くなっていることに気付いて我に返り、携帯をベッドにぽいっと放った。
開け放った窓から吹き込む夜風が涼しい。
その風に誘われるように、私は窓から顔を出す。
「…はーあ…」
へろへろと情けない溜息が出た。
勉強、しなくちゃな…。
池袋に着いたのは12時を回った頃。予定より少し早い。


