ちょっと隅に寄りつつも、図々しくそのロープの真ん前で、私は止まった。
ここからなら、ステージがよく見える。
椅子は設けておらず、そこには派手なワンピースに派手なヘアメイクの女の子が3人、きゃぴきゃぴ話している。
うっ…ミチさんの彼女さんの一部とかかな…。
3人とも、可愛い人達。
あんな派手な格好が似合うの、羨ましいな…気後れしちゃうよ。
ふと過ぎったそんな思いに、私はふるふると頭を振る。
違う違う、私は仕事でここに来てるんだ。
鞄から、無印良品の新品のメモ帳とペンを取り出す。
メモを取りながらライブを観るなんて初めて。
いつもは一生懸命記憶して、後で言葉にしていたから。
薄暗いけど、うん、書ける。大丈夫大丈夫。
一人でそんなテストをしている間に、関係者席にちらほら人が入ってくる。
綺麗なお姉さん、おじさん、おばさん、明らかにバンドマンみたいな男の人など、いろいろ。
皆、ハーメルンとどういう関係なんだろう。
そんなこと気にしたってどうしようもないのに、でも、気になる。
ここからなら、ステージがよく見える。
椅子は設けておらず、そこには派手なワンピースに派手なヘアメイクの女の子が3人、きゃぴきゃぴ話している。
うっ…ミチさんの彼女さんの一部とかかな…。
3人とも、可愛い人達。
あんな派手な格好が似合うの、羨ましいな…気後れしちゃうよ。
ふと過ぎったそんな思いに、私はふるふると頭を振る。
違う違う、私は仕事でここに来てるんだ。
鞄から、無印良品の新品のメモ帳とペンを取り出す。
メモを取りながらライブを観るなんて初めて。
いつもは一生懸命記憶して、後で言葉にしていたから。
薄暗いけど、うん、書ける。大丈夫大丈夫。
一人でそんなテストをしている間に、関係者席にちらほら人が入ってくる。
綺麗なお姉さん、おじさん、おばさん、明らかにバンドマンみたいな男の人など、いろいろ。
皆、ハーメルンとどういう関係なんだろう。
そんなこと気にしたってどうしようもないのに、でも、気になる。


