俺が言ったあと、一瞬の沈黙の後、 「ぉ、おう……。」 呆気にとられた坂倉が口を開いた。 俺はなんとなく横を向くと、 呆然とこちらを見ている愛実と目があった。 「あ、柏原さっき、委員の話し合いって言ったよな。」 「言いましたよ?」 俺が返事をすると、 坂倉は、ニヤッと笑って、 「佐野ちゃん、俺らもご一緒させてもらおーよ♪」 愛実に向かって、ニカッと笑った。