「じゃあ、第2問。
私は愛実の親友だ。
○か×か。」


私は、今度は大きく○を作った。


「ありがとう。」


私たちは顔を見合わせて笑う。


「じゃあ、ラスト3問。





愛実は柏原のことが好き。○か×か。」


……ぇ?


好…き??


「もう気づいてるはずだよ。」


愛実は真面目な顔をしてそう言った。



もう気づいてる……?



私は慧斗のことを思い浮かべた。


お得意のニヤリ顔、

拗ねた顔、

甘いキス、

甘い言葉……。





一緒にいると落ち着く存在……。