∇栞サイド 「あら、おかえりなさい!! 大丈夫なの?」 「大丈夫だよ、 なんか私の特性らしいから 病気とかじゃないみたいだし.」 「そう、よかった. 県大会も近いんだし 無理しないでね.」 「はーい. ありがとう.」 そういって 自室に向かおうとする私を お母さんは呼び止めた. 「ねぇ、栞.」 「ん?」 振り返って お母さんを見る. 「お母さんね、 大好きな人ができたの.」 「あ、やっぱり? このまえたまたま後ろ姿 見かけちゃったんだ. 家から出ていくとこ.」