∇TAB00〜その先にあるもの〜∇



「…それって?」






そういうと

コーチは微笑んだ.





「君だよ.」





「…っ.」






「君はとにかく

うまい.

きっともっと効率的な

練習をすれば

全国なんて

あっという間だよ.」





「いや、でも

このまえの都大会では…」






「栞.」





「?!」





いきなり名前をよばれ

顔をあげる.







「栞はなんのために

泳いでるの?」




「…え?」