∇啓サイド 夕波が目をさましてから 俺は作っておいた オムライスを差し出した. なんでオムライスなのか それはよく分からなかったが きっとあの人に 似たものを感じたからでは ないかと思う. …理香子さん? 確か彼女の 名字も夕波… そう思っていたとき 携帯が着信を 知らせた. 夕波に断って 電話にでるために 部屋をでる.