「あ、わかってると 思うけど ここ俺んちで 少し休ませてから 帰らせますって 事務の人からお母さんに 連絡いれといてもらったから.」 「ありがとうございます.」 「…あ、ちょっと待ってて. 電話でてくる.」 そういって コーチは携帯をもって 部屋をでていった. 「…ここが朝倉啓の部屋か.」 なんだか興味深い. ずっと尊敬していた 人の部屋にいるんだから. ベッドから降り 部屋の中をうろちょろ していると ふいにコーチの声がきこえた. 無意識のうちに 壁に耳をよせる.