野球部と吹奏楽部―夏の日の思い出―



「あ、
ゴミとれたん」


私の目をじっと見ながら
尋ねる、たけ。


「あ、取れた取れた」


思わず目を逸らす



心臓が飛び跳ねてきたとこで
寮につく