[完] スマフォン忍者 HISANO

 ギィ~♪

 嫌な音立てて、扉が開いた。

 寿乃の姿勢が、一気に固まった。

 王路たちはいかにも不良らしく、どしどし歩いて入る。

 子分三人に囲まれたくららが先に入って、五・六歩離れた距離をあけて、王路があとから入ってきた。

 入口と一番奥の中間ほどの場所で、くららは無理やり回れ右させられた。


 寿乃は間に合ってよかったっと一安心。

 と同時にあまりにもここに来るのが遅すぎて、あきれている。

 まぁ、遅い方がいいけどね。

 それでも、プラス思考に考えても、慌てて来て、損した気分になる。


 寿乃は姿勢を正して、王路たちの見ている。
 さて、トイレに着いたら、何をするのだろう。

 もし一歩動いたら、こりゃまた大変…

 まあ、一歩動かなくても、中が見渡せる位置にいるけどね。