[完] スマフォン忍者 HISANO

「ちょ、寿乃ちゃん!」

 啓仁の顔が上がる。

「びっくりしたでしょう?」

 寿乃はにこっと笑う。

 啓仁は思わずびっくり。


 
「っで、さっきからなんでこんなに顔色が暗いの?」

 明るく、さらりと聞く。

「・・・・・・。
 俺さ、瞳美の言うとおり、篠田の血を一滴も引いてない。

 養子なんだ。」

 寿乃は目を丸くする。

 これって冗談じゃないよね?

 ほんとうだよね・・・?

「寿乃ちゃんは、知らなかったの?」

 うんとうなずく。