[完] スマフォン忍者 HISANO

 寿乃は瞳美が部屋を出たのを見てから、

「はるくん、瞳美ちゃんに結構言われたけど大丈夫?」

 啓仁はうなだれている。

 寿乃はいつもの様子から、あまりにもおかしいと疑う。

 どうすればいいのか?

 ・・・・・・聞くしかないか?


「はるくん、どうしてなの?」

 質問の意味が分かっているのか、余計に口をきかない。

 うーん、それじゃあ困るな・・・。

 そうだ!

 ひらめいた内容を、頭の中で完全に理解する前に動く。

 まず、啓仁の左肩から、真正面に体を移動する。

 そして・・・

 パン~♪

 心臓がぞっとする。

 寿乃は手をたたいたんだ。