[完] スマフォン忍者 HISANO

「はるくんが、はるくんが・・・。」

 瞳美も気づいたのか、慌てて啓仁のもとへ。

「おい!この軟弱者!」

「まあ、まあ・・・。」

 啓仁は、ぴくっと眉が吊り上って目を覚ます。

 その様子を見て、寿乃はひとまず安心。


「軟弱者って何よ!
 俺は、瞳美より強いからな。」

 これだけ、物言えるなら大丈夫だよね?

「はっ?この養子め!」

「それって・・・?」

 寿乃は今瞳美が言ったことの意味が分からない。

 そもそも、何を言ったのっていう話。

「認めるよ、あんたは瞳美より機械ができるって。」
「性格は俺のほうがしっかりしているから。」

 啓仁は起き上がる。