[完] スマフォン忍者 HISANO

 ふぅ、ふぅ、あと何メートル走ればいいのだろう。

「今どの辺。」

「えぇっと、瞳美がいる位置まで・・・あっわりとすぐだ。」

「隠れ場所見つけないと。」

 五分弱の出来事なのに、なんか長く感じる。

 だけど、これで安堵した。

 あとは隠れ場所をどうするのか。


 あっ、瞳美が。

 寿乃は急に止まる。
 啓仁もびっくりしたように止まる。

 寿乃が屈んで、啓仁も真似するように屈む。

 それにしても、人通り少ないな。

 堂々とアヒル歩きで移動。