[完] スマフォン忍者 HISANO

「ねぇ、瞳美ちゃんの居場所突き止められない?」

「瞳美のスマフォンから居場所を突き止めるのか。」

「そう。」

 啓仁本人にとっては、朝飯前のことだったのか、しゃしゃっと指が動く。

「全く、原始的なことが反射的に思いつかないなんて・・・。」

 てへへっと寿乃は苦笑い。


「分かったぞ。」

 どうも、公園のはずれのほう。

「ここか。隠れるとしたら・・・。」

「そうね。見てみないと分からないね。」

「とりあえず、動くとするか。」

 しゃっと立ち上がり、また移動。

 まではいいけど、意外とたどりつくのが大変。