[完] スマフォン忍者 HISANO

「なぁにが・・・。」

「もう、瞳美ちゃんたちがいなくなった!!」

「へぇ!?」

 啓仁は立ち上がり、きょろきょろ見る。

 もちろん、立ち上がったら存在ばれる。

「ほんとだ、どうする?」
「どうしよう。」

 寿乃は空を見上げる。


――“よくここまでやってきた。
    この後どうしたいかは二人に任せる。

    ただ、これだけは忘れないでほしい。
    瞳美を思う心。友を思う心。

    二人ならできると信じているから。――

 ふと報告の際に、武仁から言われた言葉がよみがえる。

 瞳美を思う心――