[完] スマフォン忍者 HISANO

 啓仁が加わったところで調査再開。

 寿乃の部屋に移り、パソコンを立ち上げてエイイチのデータを開く。

「瞳美ちゃんとのやり取りや、エイイチの家族とのやり取りはあとで見るとするね。」

「別にやり方はなんだっていいから。」

 ぶつぶつ言う啓仁を無視して、瞳美と家族のメアドを入力してぽんとエンターキーを押す。

 すると、瞳美や家族とのやり取りは画面上から消えた。

 それでも、莫大な量だ。

 だけど、記録其の一でもこのぐらいの量は読んだから、今回もやるつもりだ。


 それにしても始めてから一時間ぐらい経過したが、見ているだけで集中力が切れそう。

 それなのに寿乃の集中力は切れている様子はない。

 啓仁は何も関われず、退屈で退屈で。
 もうスマートフォンで遊んでいる。